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 最新のFEM研究の成果である高速な反復法の解法を膜厚案内人に組み込みました。四面体要素の大規模問題を短時間で少ないメモリで解くことができます。電解槽の三次元丸ごと解析が電気化学の幅広い分野でエンジニアリングの質を高めます。

 節点数が70,000規模の解析の比較は次記に示す通りです。この規模の解析で従来の標準版より計算時間が約1/40になります。解析モデルが大きくなればこの差はもっと大きくなります。

パソコンでの大規模な解析実績としては、反復法高速版を使用しモデルの大きさ節点数896,766、要素数4,997,643で計算時間983secがあります。この規模になれば実用域の問題を広くカバーすることができます。

●反復法高速版と標準版の計算時間比較

解析モデル pcb3dtsolid.neu
要素タイプ 四面体要素
節点数 70,103
要素数  482,501

●パソコンの性能

 CPU:Pentium4 2.0GHz
 メモリ:2GB


●計算時間

  標 準 版 反復法高速版

時間(sec)

2,220 54

●計算速度向上率

 41.1倍

 ※六面体要素の計算時間の向上は10%程度です。

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